2020-04

6・30(日)ヤクブ・フルシャ指揮東京都交響楽団のドビュッシー作品集

   東京芸術劇場コンサートホール  2時

 「牧神の午後への前奏曲」に始まり、「管弦楽のための映像」に続き、休憩後は「神聖な舞曲と世俗的な舞曲」が吉野直子(ハープ)をソリストに迎えて演奏され、最後は「海」で結ばれた。
 いいプログラムだ。マチネーとあって、客の入りもいい。

 フルシャには、R・シュトラウスのようなドイツ後期ロマン派ものよりは、フランスものの方が合うのかもしれない。彼のすっきりして明晰な音づくりが、そこでは生きる。

 ただ、今日の彼の指揮と都響の演奏を聴くと、「牧神」や「神聖な・・・・」のように叙情的で自由で慎み深い音楽では充分美しいのだが、「管弦楽のための映像」や「海」になると、割り切ったスポーティで勢いの良いダイナミズムが目立って、所謂フランスのしっとりした「香り」のようなものが著しく薄れる傾向を感じてしまう。
 それに、昨年あたりまでは驚異的に柔らかいふくらみに満ちていたあの都響の音が、特に弦の音色をはじめとして、このところ何となく荒っぽくなって来ているような気がするのだが・・・・?

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