2019-05

5・3(金)ラ・フォル・ジュルネ初日
アンサンブル・アンテルコンタンポラン

   国際フォーラム ホールD7(メーテルリンク) 6時

 前出の「ラ・フォル・ジュルネ(熱狂の日)」、今年のテーマは「パリ、至福の時」というのだそうだが、フランスとスペインの音楽の特集だ。東京だけでなく、新潟、金沢、びわ湖、鳥栖でも開催されている。
 ここ国際フォーラムでは、大小7つのホールでそれぞれ1日7~9回のコンサートが行われ(よみうりホールのみ5回)、その他付属の広場など数か所で多種多様な関連イベントも開かれている。

 その中から、フランスの近・現代音楽演奏を専門とする集団、アンサンブル・アンテルコンタンポランの、夕方の演奏会を聴いた。
 ディエゴ・トシ(ヴァイオリン)、ピエール・ストローシュ(チェロ)、ディミトリー・ヴァシラキス(ピアノ)の演奏で、ドビュッシーの「チェロ・ソナタ」、マントヴァーニの「ハンガリー風に」、ブーレーズの「アンシーズ」、ドビュッシーの「ヴァイオリン・ソナタ」というプログラム。長さは約1時間。221席のホールは満席状態である。

 音の瑞々しさ、洗練された表情、それに「ああドビュッシー!」という雰囲気が理屈抜きに冒頭からあふれて来るのだから、これはもうまさに至福のひと時だ。
 マントヴァーニは、「あのマントヴァーニ」ではなく、1974年生まれのフランスの作曲家で、若くしてパリ音楽院長をも務める俊才である。ヴァイオリンとピアノのための作品で、題名どおりの曲想も現われるが、演奏の見事さも相まって、瑞々しい中にも豊かな緊張感を保たせた曲だ。
 ブーレーズの方はピアノ・ソロのための作品で、非常に激しい動きの曲想を持つ。両曲ともに、聴いたあとに快い充実感が残る。

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