2020-04

3・1(金)ハーゲン・クァルテットのベートーヴェン弦楽四重奏曲全曲演奏会前編第3日

    トッパンホール  7時

 早朝「はやて」に飛び乗って仙台から帰京、午後「ノートルダム・ド・パリ」を観て、そのすぐあとにこれ――とは、体力的に少々自信がなかったのだが、意外や意外、ミュージカルのPAの轟音に2時間以上も浸ったあとに出会うこのナマの弦楽四重奏の演奏は、とてつもなく新鮮なものに聞こえ、ベートーヴェンの美しさに陶然として、疲れなどどこかへ吹っ飛んでしまった。

 今夜は第3夜で、プログラムは「第15番 作品132」と、「第8番《ラズモフスキー第2番》」。
 曲は素晴らしいし、この弦楽四重奏団も昔に比べると遥かに成熟して滋味豊かな演奏になったし。第1ヴァイオリンのルーカス・ハーゲンの演奏は少し雑だったものの、いい気持で愉しんだ。――とは言っても、2曲のうちでは、やはり「ラズモフスキー第2番」が圧倒的に緊迫感のある白熱した演奏だった。ベートーヴェンの中期の作品に特有の力学的な構築が闊達に打ち出されている。

 3夜全部を聴いた人の話では、演奏はいつも尻上りに良くなって行った(つまり後半の曲での方が良い)とのことだった。それもちょっと不思議な話だが・・・・。
 後編「秋の陣」は9月末に始まる。

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