2020-04

1・18(水)飯守泰次郎指揮東京シティ・フィルのチャイコフスキー「1番」「6番」

   東京オペラシティコンサートホール  7時

 飯守泰次郎と東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の「チャイコフスキー交響曲全曲シリーズ」の第3回。
 第1交響曲「冬の日の幻想」と第6交響曲「悲愴」が取り上げられた。

 全篇これ飯守の気魄が迸る指揮で、「悲愴」の第1楽章再現部や第3楽章後半、第4楽章中盤以降などは、あたかも何かに憑かれたような、狂気じみた入魂の演奏となった。
 これほど激情的な飯守の指揮はこれまで聴いたことがなく、またこれほど激情的な「悲愴交響曲」の演奏も滅多に聴いたことはない。
 もちろん「冬の日の幻想」の方も、特に終楽章など厳しい構築感を備え、仁王のような力感を漲らせた快演であった。

 シティ・フィルも渾身の演奏で、その熱演は称えられていいと思うが、しかしトランペットとトロンボーンは、技術面でもバランス面でも、早く改善されるべきではなかろうか? 特に第1楽章最後のトロンボーン3本とテューバによる4小節間の長く引き延ばされる神秘的な和音のさなかに、1本が息継ぎで音が途切れてしまうなどというのは・・・・。
 

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