2019-08

8・30(火)アフィニス夏の音楽祭最終日

   JTアートホール(虎の門)  7時

 8月22日から広島で開催されていた「アフィニス夏の音楽祭2011広島」のしめくくりは、東京の本拠地ホール「JTアートホールアフィニス」での演奏会。

 四方恭子を音楽監督とするこの音楽祭は教育アカデミーで、国内オーケストラの向上・発展に寄与することがその目的。各オケの楽員が受講者として参加、外国人演奏家の講師とともに室内楽などを学ぶという形だ。私も以前、このアカデミーが長野県飯田市で例年開催されていた頃に、取材に行ったことがある。

 今日のプログラムは、ハイドンの「弦楽四重奏曲ヘ短調Op.20-5 Hob.Ⅲ-35」、モーツァルトの「セレナード変ホ長調K.375」、シューベルトの「八重奏曲ヘ長調D.803」。

 ほとんど国内オーケストラの楽員だけで演奏された最初の2曲が、技術的には正確であるにもかかわらず生気の感じられない演奏だったので、いったい1週間何を勉強して来たのかと落胆させられたが、ジェシカ・リネバッハ(前ズーカーマン・チェンバー・プレイヤーズのヴァイオリン奏者)やルカ・ベヌッチ(フィレンツェ歌劇場管首席ホルン奏者)、ウェン=シン・ヤン(ミュンヘン音大副学長、先頃日本でハーディングやスダーンと協演した素晴らしいチェリスト)ら講師も加わった「八重奏曲」の演奏は、さすがに直截な躍動感にあふれ、大きな起伏と劇的な昂揚を創り出した。

 聴衆も、ここで初めて沸いた。
 いわば先生の模範演技みたいなものだが、本来なら、受講生たちがこういう演奏をやり、先生連中に一泡吹かせて恩返しをするべきなのに・・・・。

コメント

・・・

今の時代「外国から先生を招いてあげたから、さあ、勉強しなさい」というのも、多少ズレてきたかなと思います。少し方針を変えた助成のありかたを検討するべきかもしれません。アートホールの企画も然り。

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