2018-09

5・5(木)ラ・フォル・ジュルネ ペレス・リサイタル

   東京国際フォーラム G409 5時15分

 これだけはどうしても聴きたかった、というのがこのルイス・フェルナンド・ペレスのリサイタル。
 昨年ナントで聴いて以来、大ファンになってしまったピアニストだ。

 今回はブラームスの「4つのバラード」と「3つの間奏曲」およびリスト編曲によるワーグナーの「イゾルデの愛の死」というプログラムで、たしか同一プロで4回組まれていたはずの、これが最終公演である。
 しかし、絨毯張りの小さな会議室のような会場(客席153と号す)でもあるし、スタインウェイながら楽器の調律にも多少疑問があったし、というわけで、強靭な集中力と緊迫感が身上ともいうべきペレスのピアニズムが本領を発揮するには全く不向きな環境であろう。その意味では、ブラームスの落ち着いた作品の方に、美しさが感じられた。
 この人の演奏、もっと響きのいい大きなホールで聴きたいものである。

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