2017-11

5・2(月)ラ・フォル・ジュルネ金沢 ウォンジュ・フィル

   石川県立音楽堂コンサートホール  6時

 GW名物のラ・フォル・ジュルネ(LFJ)、今年は来日演奏家の多数脱落により、当初発表の内容とはだいぶ変わってしまった。それならこちらもいっそ趣向を変えてみようと、金沢のLFJを探索してみることにした。

 当地のプログラムもかなり変更になってはいるが、もともと規模はそれほど大きくないので、東京のLFJほどには、「寂しくなった」とかいうイメージは感じられない。
 「ウィーンのシューベルト」というタイトルは当初どおりで、福井・富山でのいくつかのコンサートと合わせれば4月27日~5月4日の開催となり、その中でも核となるべき石川県立音楽堂の3つのホールおよび金沢市アートホールでのメイン・コンサートは、2~4日の開催となっている。この他、イベント広場やJR金沢駅構内、ANAやJALのホテルなど、あちこちで無料コンサートやキッズ・プログラムも行なわれる。
 ここの特徴と強みは、オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)と、その音楽監督・井上道義が中心的存在となってフェスティバルのイメージを牽引していることにあるだろう。

 午後3時5分のANA755便で羽田を発ち、4時5分に小松空港に着く。到着便と連動している金沢駅西口行特急バス(4時10分発)に乗れば、5時前には駅の隣にある県立音楽堂に着いてしまう。羽田から2時間かかっていない。速いものだ。

 6時からのコンサートは、韓国のウォンジュ・フィルハーモニー管弦楽団の出演。
 常任指揮者パク・ヨンミンが、ベートーヴェンの「エグモント」序曲とシューベルトの「ロザムンデ」序曲とロッシーニの「ウィリアム・テル」序曲を、また客演として井上道義がウェーバーの「オイリアンテ」序曲とロッシーニの「セヴィリャの理髪師」序曲を、交互に指揮した。

 パクの手堅いオーソドックスな指揮と、井上のフェスティバル的(?)な指揮との対比が面白い。特に井上の指揮した「セヴィリャの理髪師」など、ヴァージョンが違うのではないかと思えるくらい、派手で賑やかなつくりになっていた。彼のトークも、例の如くフェスティバル的というか、ハチャメチャで、何を言っているのか解らない時もあるけれど、楽しいことは確かである。
 ウォンジュ・フィルもまだ練れていない部分が多く、ソウルなどのオケと比較するとかなり差があるが、一所懸命やっているところは好い。

 7時ぴったりに終演。ホールの前の広場に作られたオープンカフェでも別の無料コンサートが行なわれており、料理なども用意されて、こちらも賑やかだ。

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