2020-04

4・9(土)東京・春・音楽祭 室内楽マラソン・コンサート  ~音の絆~第3部

   東京文化会館大ホール  4時15分

 こちらはチャリティー・コンサートとして急遽開催が決まったもの。正午から5時半頃まで、30分ほどの休憩2回を含めた3部構成がとられ、邦人演奏家40数名が出演していた。
 ちょっとしたガラ・コンサートという趣きもある。アンサンブルも、速成ながらちゃんとしている。チケット代5000円のチャリティーとしては悪くない。
 ただ残念ながら、客の入りは、小ホールだったなら超満員――という程度か。

 第3部では、林美智子(S)と野平一郎(pf)が武満徹の歌曲3曲、田崎悦子(pf)がバッハの「平均律」第1巻第8番の「プレリュード」とガーシュウィンの「3つのプレリュード」、広田智之(ob)と野平一郎がR・シュトラウスの歌曲4曲を演奏し、最後に加藤知子、川田知子、漆原啓子、井上静香、川本嘉子、大島亮、工藤すみれ、山崎伸子がメンデルスゾーンの「弦楽八重奏曲」を弾いた。

 いずれも錚々たる顔ぶれである。
 「八重奏曲」は比較的優しく柔らかい表情の演奏に聞こえ、もう少しアタックの強い情熱的な要素が欲しいとも感じられたが、もし小さなホールで聴けばまた違った印象を得たかもしれぬ。
 音楽的に圧倒的な存在感だったのは、野平一郎だ。伴奏的立場にいながら、実際は○○のオブリガート付きのピアノ曲――といった感のある演奏。さすがである。

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