2019-05

4・2(土)東京・春・音楽祭 大震災被災者支援チャリティー・コンサート

   東京文化会館大ホール  6時

 坐骨神経痛はだいぶ良くなって来たとはいえ、まだ痛みは残るので、急いで歩くのは無理だ。多分間に合わないだろうと思いながら一所懸命歩いて行ったら、それでもぎりぎり開演時刻に滑り込めた(もう少しどちらかのコンサートの開演時間をずらしてくれていたなら、余裕を持って2つを聴くことが出来たはずなのだが・・・・)。

 チャリティだからチケットを買おうと思い窓口に並んだが、これが結構な行列で、私は最後尾。間に合わないと見てとった音楽祭のスタッフが中へ呼び入れてくれたので、手に持っていたチケット用の代金の方は、受付にあった募金箱に抛り込む。
 実際には、演奏開始までには、まだ少し時間はあったのである。

 今日のチャリティー・コンサートは、代替プロとして組まれたもの。当初予定の「大地の歌」を演奏するはずだった読売日本交響楽団がそのまま出演、指揮は急遽、尾高忠明が受け持った。

 プログラム前半におかれたのは、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」で、大震災の犠牲者追悼のための演奏として、照明は半明りにされ、拍手も控えられた。
 後半はマーラーの「交響曲第5番」。カーテンコールのあとに尾高がスピーチ、「僕たちの想いが天国に旅立った人たちの許に届くように、今日は特にもう1曲」として、エルガーの「エニグマ変奏曲」からの「ニムロッド」を指揮した。

 音楽的な面では、このエルガーと、1曲目のバーバーが、いかにも尾高らしく、しっとりとして気品のある演奏だったと思う。
 マーラーも読響らしくパワーがあって、悪くは無かったものの、ホルンとトランペットの1番の粗さが足を引っ張る。ホルン・セクションも、今日は何故かあまり映えないのが惜しい。最も美しかったのは、やはりこれも叙情的な第4楽章の「アダージェット」。

 全体としては、良いチャリティー・コンサートであった。

コメント

両方お聴きになれてよかったですニャあ。
大地の歌、いいプログラムで、替えなくてもよかったのに、と思うのは猫だけでしょうかニャ・・・。演奏会がみんなの祈りの場になるというのは、悪いことではニャあが・・・。

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