2020-01

2020・1・11(土)日本オペラ協会公演 歌劇「紅天女」

     Bunkamuraオーチャードホール  2時

 原作および脚本・美内すずえ、作曲・寺嶋民哉、指揮・園田隆一郎、演出・馬場紀雄、特別演出振付・梅若実玄祥、合唱・日本オペラ協会、管弦楽・東京フィルハーモニー交響楽団、出演・小林沙羅(阿古夜×紅天女)、山本康寛(仏師・一真)他。

 原作は「ガラスの仮面」とのこと。会場で顔を合わせた何人かの業界の女性たちに訊いたら、みんなこれを読んで詳しく知っているという。中には、概要を慌ただしく説明してくれた新聞記者や、ワタシたちにとっては「たしなみ」ですから、と艶然と微笑んだ音大教授もいたくらいだ。
 あいにく私は少女マンガについては全く知らないし、興味もない。ましてや「ガラスの仮面」などという大ベストセラーについては、どこかでその名を目にしたような・・・・程度の認識しかないのが正直なところだ。

 だが、それはまあ、どうでもいい。ここではあくまで、ひとつの新しい創作オペラとして聴き、観るだけである。プログラム冊子に室田尚子さんが寄稿している「オペラと少女マンガの蜜月が始まる」という一文の趣旨も大いに結構であろう。もしかすると、少女マンガの世界は、オペラ化するには絶好の素材なのかもしれない━━。

 しかし今回、実際に第1幕だけを聴いた印象を正直に言わせてもらうなら、ストーリーは別として、失礼ながら音楽が━━美しいけれどもつまらないのだ。言葉にただフシを付けただけでは、民謡的な歌曲ならそれでいいけれども、大きな劇的起伏を必要とするオペラにまで達することはできないだろう。
 3幕構成で、進行表には演奏時間が各50分、60分、70分と発表されていた。

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