2019-12

2019・12・13(金)L’espace String Quartet

     旧東京音楽学校奏楽堂  6時30分

 「レスパス」という名の、若手たちの弦楽四重奏団。活動開始は2011年の由。鍵冨弦太郎(第1ヴァイオリン)、小形響(第2ヴァイオリン)、福井萌(ヴィオラ)、湯原拓哉(チェロ)という現在のメンバーになったのは、2014年からだそうである。

 今日のプログラムは、第1部がハイドンの「騎士」とヤナーチェクの「クロイツェル・ソナタ」。第2部がクラリネットの西崎智子を迎えてのブラームスの「クラリネット五重奏曲」というものだった。

 私はこの弦楽四重奏団を、少なくともナマ演奏では初めて聴く。
 冒頭のハイドンは、緊張の所為だったのか、練習不足ででもあったのか、何とも不安定な出来に終始したが、プロの演奏家である以上、こういうことは困る。

 だが、幸いなことにヤナーチェクでは演奏にも陰翳が生じて持ち直し、ブラームスではこの曲に相応しいしっとりした表情が演奏に溢れて行った。
 ただし音楽が高潮する個所では、弦が鳴り過ぎてクラリネットをマスクしてしまうことがしばしばあったのだが、このあたりはゲストのソロ楽器とのバランス━━つまり室内楽のアンサンブルの構築にもっと研鑚を積んでもらいたいところのように思われる。

«  | HOME |  »

























Since
September 13, 2007

これまでの来訪者数

ブログ内検索

お知らせ

●2007年8月以前のArchivesを順次、アップロード中です。併せてご覧下さい。
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2006年8月
2006年7月
2006年4月
2006年3月
2005年12月
2005年8月
2005年4月
2005年3月
2004年4月

最近の記事

Category

プロフィール

リンク

News   

雑誌 モーストリー・クラシック に連載中
「東条碩夫の音楽巡礼記」