2019-10

2019・10・31(木)ブラック・ダイク・バンド

     東京芸術劇場コンサートホール 7時

 「東京芸術劇場presentsブラスウィーク2019」の一環、英国の超弩級ブラス・アンサンブルたるブラック・ダイク・バンドの演奏会。
 2016年の来日が26年ぶり、というわりには、その後2017年、そして今年、という具合に、来日頻度が俄然繁くなった。

 今回もニコラス・チャイルズ(音楽監督・首席指揮者)の指揮で、ピーター・グレイアム他の作品を豊麗かつ華麗に演奏。
 個々の奏者の技量が優れているのはもちろんだが、それ以上にハーモニーの完全無欠なバランスに舌を巻く。特に弱音における中低音の柔らかく膨らみのある、深々としたハーモニーは、得も言われぬ美しさだ。原曲・編曲も含めて、オーケストレーションの巧みさも特筆すべきだろう。

 そういった意味でも、ボルトンが編曲したロドリーゴの「アランフェス協奏曲」第2楽章など、よくぞこれだけ深みのあるハーモニーをつくり出したものだと、感に堪えない。
 ただし今日の会場は、速いテンポの華やかな曲と、ソリストの華麗な妙技とに、ブラヴォーと熱烈な拍手が集中していたような印象であった。

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