2018-07

2018・7・1(日)調布国際音楽祭 鈴木優人指揮BCJのモーツァルト

      調布市グリーンホール 大ホール  5時

 今日は音楽祭の最終日。
 エグゼクティブ・プロデューサー鈴木優人みずからが指揮して、モーツァルトのオペラ「バスティアンとバスティエンヌ」と「劇場支配人」をダブルビルで演奏会上演した。

 彼の指揮するモーツァルトを聴いたのは、多分今回が初めてである。曲が曲だけに指揮者の真価を窺い知るには少々材料不足ではあるものの、演奏には活気があり、特に後者での終曲の盛り上げには手応えが感じられた。

 歌手陣は、「バスティアンとバスティエンヌ」が櫻田亮、ジョアン・ラン、加耒徹。「劇場支配人」が加耒徹、櫻田亮、中江早希、森谷真理の出演。
 みんな一応、譜面を見ながら歌うが、簡単なお芝居をも演じており、ドイツ語歌唱の歌それぞれの間は日本語のセリフで繋ぐ。これらの演出と台本は佐藤美晴が担当しているが、彼女から聞くところでは、舞台で飛び交っていたセリフには、少なからずアドリブも混じっていたそうである。

 オーケストラはバッハ・コレギウム・ジャパン。コンサートマスターの寺神戸亮はじめ、腕利きの奏者が揃っているから、演奏は結構なもの。
 その上、今日はオーケストラのメンバーも芝居に参加しており、これもなかなかのものであった。しかし、最も大車輪で活躍していたのは、やはり鈴木優人だろう。指揮とチェンバロを受け持ちながら、「劇場支配人」ではみずから支配人役をも演じ、2人のプリマの抗争に手を焼きつつ「調布国際音楽祭の苦しい予算の中でギャラの交渉をする」楽屋落ち的な台詞も交えて切り回すなど、すこぶる芝居上手なところをも見せてくれた。

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