2018-06

2018・6・25(月)ヤクブ・フルシャ指揮バンベルク交響楽団

     東京文化会館大ホール  7時

 2年前にブロムシュテットとともに来日し、感動的なブルックナーを聴かせてくれたバンベルク響━━今回は2016年に首席指揮者となった若いフルシャとの来日公演だ。

 彼のもとでは、オーケストラの演奏の表情もスタイルも、まるで別の楽団のそれのように違って来る。
 今夜のプログラムは、ブラームスの「ピアノ協奏曲第1番」(ソロはユリアンナ・アヴデーエワ)と、ドヴォルジャークの「交響曲第8番」。

 アヴデーエワの芯の強いソロと、オーケストラの闊達さとが互いに挑みあうかのようなブラームスでの演奏。
 「合わせ」の練習時間がどのくらいあったのかは知らないけれども、第1楽章の、ソロ・ピアノが最初に入って来る個所【B】で、ピアノとトランペット及びティンパニとのテンポとリズムがぴたりと合っていないと気になる癖のある私としては、今日の演奏もそこでガクンとさせられてしまう。まあそのあとは、そういうことも気にせずに聴ける曲ではあるのだが・・・・。前々日の、あのアムランと秋山&東響のしっとりした演奏を思い出し、あれも結構良かったな、などという思いが、何となく脳裏を掠めた。

 ドヴォルジャークの「8番」も、先週飯森&山響で聴いたばかりだが、こちらは金管も弦もバランスよく、ドイツのオーケストラらしく厚みのある音で、実に勢いよく進む。全曲の幕切れ個所は、たしかに熱狂的で小気味よかったが━━。

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