2007-09

9・12(水)ロリン・マゼール指揮トスカニーニ交響楽団

 サントリーホール

 マゼールの最近の指揮ぶりをもう少し詳しく知っておきたいと思い、またホールに足を運ぶ。
 ロッシーニの「絹のはしご」序曲も17型という大編成だったが、音を柔らかくして音量を抑制し、厚みと豊麗さを残して演奏するという方法が採られていた。ロッシーニのオペラの序曲の演奏方法としては風変わりだが、純然たるコンサートにおけるスタイルとしては、こういう解釈も成り立つかもしれない。
 次のパガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番(ソロは五嶋龍、成長した!)も同じコンセプトによる演奏。後半の「ローマの噴水」「ローマの松」も豊麗かつ壮大なアプローチで、これが結局マゼールの最近の音楽なのだ。アンコールは「運命の力」序曲。

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